1996年から2009年まで、時代を駆け抜けたAIRを紹介します。
ブレイク寸前だった・・・いや既にブレイクしていたSPIRAL LIFE解散後車谷浩司が始めたのがAIRです。
AIRと言っても1人で、サポートメンバーに佐野さん(ドラム)、渡辺さん(ベース)がいた3人態勢が最強でした。
最初のミニアルバム「AIR」を聴いた時は、爽やか路線のSPIRAL LIFEの時とは全く違う曲調でビックリしたほどです。
オルタナと言えばAIRというほどの存在感があり、後のバンドにかなり影響を与えていたAIRを懐かしむと共に紹介します。
AIRとは
・BAKU⇨SPIRAL LIFEを経て車谷浩司が始めたソロプロジェクト。
・うねる様なギターのラウドな曲もあれば、切なくなるほどメランコリックな曲まで静と動の絶妙なバランスの曲を発表している。ロック、ジャス、パンク様々なジャンルの音楽を取り込んでいるが全てにAIRらしさ、AIRでしか表現できない音楽性を持っている。
・政治的、社会的メッセージの曲も多数発表しており、特に動物実験に反対している。
・1996年6月ミニアルバム「AIR」をリリース。
・音楽雑誌の表紙を飾ること多数、またFUJI ROCK FESUTIVALやSUMMER SONICなどのフェスにも多く出演していた。
・Dragon AshのKjとBOTSが参加したシングル「Right Riot」もリリースしている。
・2009年2月10日、自身のサイトでAIRとしての活動を終了することを発表。
・2010年からLaika Came Backで活動中。
当時、SPIRAL LIFE終了後にAIRとして発表したミニアルバム「AIR」の1曲目を聴いてなるほどこれは解散するなと思い、4曲目の「24 YEARS OLD」聴き終わった時にはこれからの活動に凄くワクワクしました。
ROCKIN' ON JAPANの表紙を「name is AIR」の真っ白なTシャツで飾っていたのが懐かしく、他の雑誌の表紙もかなり飾っていたので期待されていたのが分かります。
初のフルアルバム「WEAR OFF」は、歪んだギターなROCKな曲から「Hair do」の様な壮大な広がりがある曲もあり楽曲の幅を感じます。
AIRは激しい動な曲もあればメランコリックな清の曲もあり、一見とてもかけ離れている様なのにとてもバランスがとれていて、AIRでなければ表せられないモノかと思います。
この音楽性と声は唯一無二な存在だったのではないでしょうか。
AIRに影響を受けたミュージシャンはいっぱいいたと思います。
今でも色褪せることなく、どの曲も名曲です!
何かに反抗していた頃。
青くて何が悪い!全KIDSに送る曲。
BIOGRAPHY
1996年
・3月横浜アリーナでSPAIRAL LIFE最後のライブの時に無料配布された「Attention Care Three」に 「24 years old」が収録されていたのでこの時からAIRは始まっていたかと思います。
・3月ポリスターからミニアルバム「AIR」発売。ジャケデザインはTLGFの河原光。
・7月、渋谷クラブクアトロにてデビューライブ。
・9月「LOW BLOOD PRESSURE」リリース。3台のHi-8で撮ったデビューライブの記録。
・11月初のフルアルバム「WEAR Off」発売。
1997年
・10月、2ndアルバム「MY LIFE AS AIR」リリース。
1998年
・9月、3rdアルバム「Usual tone of voice」リリース。
・アメリカの映画「SPAWN」のイメージアーティスとに選ばれ、ミニアルバム「SPAWN」発売。
1999年
・自身のレーベル「FREEDOM」を設立。
・FUJI ROCK FESTIVALに出演。
・9月、4thアルバム「FREEDOM/99」リリース。
2001年
・シングル「Right Riot」にDragon AshのKjとBOTSが参加。
2002年
・東芝EMIに移籍。
・10月、5thアルバム「My Way」リリース。
2003年
・6月、ポリスター在籍時の曲を自身で選んだ初のベストアルバム「Best Not Best」リリース。
・11月、6thアルバム「one」リリース。
2004年
・横浜アリーナでライブを行う。
2006年
・tearbirdgeへ移籍。
2009年
・自身のサイトで活動を終了する事を発表。
何だかあの頃を思い出して泣きそうになりますね。
映っているワンちゃんはネロでしょうか?
DISCOGRAPHY
アルバム
1996年 ミニアルバム「AIR」
1996年 「WEAR Off」
1997年 「MY LIFE AS AIR」
1998年 「Usual tone of voice」
1999年 「FREEDOM / 99」
2001年 「Flying colors」
2002年 「My Way」
2003年 「one」
2005年 「A Day In The Life」
2007年 「The New Day Rising」
2008年 「Nayuta」
スピードワゴン小沢さんが大好きな様で、漫才の出囃子などにAIRの曲を何曲か使ってるほど。
小沢さんがAIRと初対面したこちらのYOUTUBE必見です。
それにしてもクルさん若い!
最初のミニアルバム「AIR」の衝撃は今でも覚えています。
衝撃としか言い様がない。
1stアルバム「WEAR Off」に入っている「No kidding?」やライブのシメで演ってた「HEAR DO」も新鮮だった。
根底にジャズの要素があるのも凄く響くものがありました。。
車谷さんまたAIRの時の様な曲やりたいんじゃないかな?やらないかな?・・・と思ったり。
今はLaika Came Backとして活動していますが、やっぱりAIR的曲がいい。
AIRいつか復活して欲しいと本当に思います。
家に残っている音楽雑誌を読んでいたら更に詳しく載せて見たくなりましたのでその内作成しようと思います。
お待ち下さい(キモチわるい位のオタク精神発揮です)。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。