暖かくなってくる季節や秋の行楽の時季、天気が良かったりすると無性に旅に出たくなります。
移動は車だったり飛行機だったりいろいろありますが、
今回は新幹線で出掛けたくなる曲を紹介します。
くるり「songline」
聴いたら新幹線に飛び乗りたくなります。
しかも缶ビールやウイスキー片手にちょっと大人な旅の雰囲気です。
MVは最初おっさんが暗い所でバットを振ってるのであんまりピンとこないですが、途中の缶ビールをプシュッと開ける辺りから屋外、川の側の草野球場へと場面が変わり雰囲気出てきます。
出来れば車窓の映像が欲しかった。
くるり
★現メンバーは岸田繁と佐藤征史
★1996年に立命館大学の音楽サークル「ロックコミューン」に所属していた岸田繁、佐藤征史、森信行の3人で結成。
★ メンバーは入れ替わりが結構あり、森信行、大村達身、、クリストファー・マグワイヤ、田中佑司、吉田省念、ファンファンが在籍していました。
★デビューシングル「東京」から話題を呼び様々なフェスに多数出演。
★CMソングや映画主題歌に使われる事も多く、HNKのファミリーヒストリーに起用されている「Remember me」は聴いた事ある人が多いかと思います。(この曲はHNKに限らずいろんな所で聴きますね)
★岸田繁はバンドの他、京都精華大学のポピュラーカルチャー学部講師に就任、現在は特任準教授に就任しています。
ソングライン
★12枚目のアルバム「songline」に収録されている。
★「ソングライン」という言葉はアボリジニが土や樹木や水に宿る精霊の声に導かれるがまま移動を続けた旅の軌跡のことを指す。
★元々はサンフジンズ(カイ ギョーイ(奥田民生)、ブライアン・名医(岸田繁)、シシド・ヒフカ(伊藤大地))用楽曲だった。
オーケストラのチューニングから始まるオープニング。
ノスタルジックでいて何かが新しく始まる様な雰囲気。
ビートルズへのオマージュも感じるこの曲を聴くと改めてビートルズも聴きたくなります。
ビートルズもそうですがボレロの使い方も絶妙。
主従関係のない異なる複数の旋律が並行して進みながら1つの曲を形作るもので、対位法的アレンジというものだそうです。
「ハイネケン、バドワイザーいつもの調子で飲み込んで
アドベック、ボウモアの黒ロックグラスで光る」
東京駅から新幹線に乗り込み、
ビルに映る白いボディーを眺めながら
缶ビールをプシュッ開け飲み込み
川原での草野球片目に西に向かいたくなります。
歌詞はさすが岸田氏としか言い様がない位良いです。
「雲の切れ間 中途半端な雨を
のぞむ 虹と ビルに映る白いボディ
外は 雨の 草いきれのグラウンドで
走る 少年の 帽子を飛ばす風」
などなど。
他にも上げたら切りがないです。
この曲、特に夏が合う気がします。
そして、毎日仕事で頑張ってる人に捧げる曲でもありますね。
あとがき
私は単純なので「ソングライン」を聴いて早速新幹線で旅に出てしまいました。
しかもアドベックとボウモアも気になって買うという有様。
すっかり踊らされてますが、きっと聴いたら新幹線には乗りたくなるのではないかな?と思います。
気持ちのいいメロディなので是非聴いてみて下さい。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。