
こんにちは、ハウリンです。
もう終わってしまって事後報告になってしまいましたが、2025年10月25日~2026年1月12日まで、岐阜県現代陶芸美術館で「TAPIO WIRKKALA」が開催されていたので見に行ってきました。
岐阜県現代陶芸美術館は、定期的に北欧のアーティストの作品の展示を行ってくれるのでチェックしてるんですが、今回の「TAPIO WIRKKALA」の作品も見所満載でした。
タピオ・ヴィルカラとは
フィンランドのモダンデザイン界で圧倒的な存在感を放つヴィルカラ。
ガラスの名作を多く残しましたが、デザインの対象はガラスの他に磁器、銀食器、宝飾品、照明、家具、紙幣、グラフィック、空間までと広く及んでいる。
展覧会では生誕110年、没後40年を迎えて、ヴィルカラの繊細にしてダイナミックな造形の魅力に迫っています。
岐阜県現代陶芸美術館の長い通路を進んで行きます。
奥の方に何か見えるぞ。

遠くから見えていたのは、桑田卓郎 「陶木」でした。
一時何も無かった時があったのですが、修復の為一時的に桑田さんのアトリエに帰っていたみたいです。
今日も景色良し。

入口から入り、下の階へ降りて行くと展示会場があります。
いつも通路に飾られた旗で期待感が増してきます。

いざ展示会場へ!
足跡を辿っていきます。

会場へ入ってすぐ正面にあった作品は、「スタジオの扉」(1950年代後半)。

積層合板で作られた素敵な作品が広がっています。

「ルート・ブリュック(ライオンに化けたロバ)」
ザ、北欧作品という感じです。
ヴィルカラの奥さんの作品で、ヴィルカラがアトリエに飾っていたものだそうです。

木やブロンズ、アルミニウムで作られた鳥の作品。
「クイッカ」、「スオクルッパ」
フィンランド最北の地ラップランドでは、よくこの様な鳥たちが集まってくるそうです。

ヴィルカラの代表作の1つで、クリスタルで作られた「カンタレッリ / アンズタケ」。
花瓶としての機能があります。

これに花飾るなんてゴージャスやなぁ。
こちらにはヴィルカラが普段愛用していた物や、デザインしたグラスやカトラリーやポスターが飾られていました。

合板で作られた「テーブルトップ」。

合板を何層にも重ねた「レヒティヴァティ / リーフディッシュ」。
このよに合板の中にリズムを刻む作品を「リズミックプライウッド」と呼ぶそうです。

カラフルなガラスの作品。
ボトルやグラス等。

「ウルティマ・ツーレ」
ヴィルカラの作品の中で最もよく知られていて、ワイングラスやお皿、ボウルなど数十種類に及びシリーズ展開している。

表面のテクスチャーは氷が溶け落ちる瞬間をとらえて表現したものです。
左は「フィンランド・ウォッカ」のボトルのデザインを各国毎に製造したもので、右はドイツの磁器製造所ローゼンタールのためにデザインしたもの。


ローゼンタールとのコラボは色合いといい、レトロな感じがいいですね。
フィンランドの貴金属製造会社クルタケスクス(読みにくい!)の為にデザインしたもの。
右から、「ポペアクー / 銀の月」、「カルフンパア / 熊の頭」、「ヴィッリシアン・ハンマス / 猪の牙」。
「カルフンパア / 熊の頭」は金とダイヤモンドが使われてます。

現在も販売されてるみたいです。
コットンで作られたこちらの作品は奥さんが手がけたものです。
「ルート・ブリュック / セイタ」カラーサンプル。

奥さんセンス良すぎでしょう。
「ムッリーニ」
ガラスの作品です。

イタリアのヴェネチアのムラーノ島にあるガラス工房ヴェニーニを訪れた事から生まれた作品達。

色が凄くキレイですよね。
光の当たる角度によって色がどう反射されるかも計算されているんでしょうか?


最後の部屋に存在感ありありで展示されていたのは「ウルティマ・ツーレ」。
どうやら「ウルティマ・ツーレ」は壁に飾られている合板の作品と、ガラスの作品の2つある様です。
「ウルティマ」はラテン語で「最も遠い、最後の」という意味があり、「ツーレ」は古代ギリシャ、ローマ人にとって「極北の地」という意味。
なので「最果ての地」と訳す事もできるという事です。

約300個のガラスのインスタレーション。
めちゃくちゃキレイやないですか?

ヴィルカラの「最果ての地」のイメージですね。
凄く冷たい氷(水滴まで)を感じられます。
岐阜県現代陶芸美術館 案内
北欧の作品は色合いがキレイなのと、デザインが洗礼されていて凄く好きです。
岐阜県現代陶芸美術館では定期的にフィンランドや北欧系の作品の展示をやっているのでお勧めですよ。
常にチェックしてます。
今は、「ティーカップメリーゴーラウンド」が、そろそろ奈良美智さんの陶器関係の展示会を開いて欲しい・・・と思う今日この頃です。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。