こんにちは、ハウリンです。
北欧のデザインには素敵な物が沢山ありますよね。
普段知らない間に使っているマグカップから、不思議なデザインのアート作品まで沢山あります。
特に気になるのはフィンランドのアートデザイン。
普段使いの物からカラフルなグラスアートまで今すぐにでも部屋に飾りたいアイテムだらけです。
その中から今回は、「Birds by Toikka」シリーズやマリメッコのテキスタイルでも知られる、
Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)を紹介します。
Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)とは
ヘルシンキ工業芸術学校で陶芸と美術教育を学びながら、アラビア製陶所でデザインの仕事をし、また美術学校の教員も務める。その後1963年からヌータヤルヴィガラス製作所でガラスデザイナーとしてのキャリアをスタートさせる。
ガラスの他に陶器やフィンランド国立劇場の舞台芸術や衣装、マリメッコのテキスタイルデザイン等で才能を発揮。
イッタラの「Birds by Toikka」シリーズが最も良く知られており、トイッカは1972年から2019年に亡くなるまで400羽以上の吹きガラス鳥を制作しています。
「Birds by Toikka」シリーズなどトイッカのデザインはカラフルで心弾む楽しいデザインで溢れています。
「Birds by Toikka」シリーズ
1972年から始まったバード バイ トイッカは、全て手拭き技法で作られています。
いろんな鳥が作られていて丸みを帯びたフォルムがとても可愛いです。
バードシリーズの中で最も有名なのが「シエッポ(ひたき)」。
ぽってりと丸みを帯びたフォルムで翼のある足付きと、翼と足がない2種類があります。
色の組み合わせがいろいろ違うので好きなカラーを見つける楽しみがあります。
上部は大きな目が印象的なフクロウです。
左のフクロウはヒナ、子、親サイズがあります。
右はスモーキーブルーにオレンジの目の印象的な長耳のフクロウ(2015年)。
下部はペンギンの様なスマートな「バトラーサンド」と「ウェイターサンド」。
他にもいろんな形の鳥が制作されています。
上部の「Anna(アンナ)&Mari(マリ)」はドームの様なフォルムで、小さい方を中に入れてまるで親鳥の中に雛鳥がいる様に見せる事ができます。
下部左から「カラフトライチョウ」、「トキ」、「クーラスレイン」
どの鳥もモダンですね。
まだまだ沢山の種類のバードシリーズが作られています。
ポムポムベース
オイバ・トイッカの個性が溢れる作品で、ベースに木の実や果実、葉の様なガラス玉が付いています。
光の差し加減で様々な色を生み出します。
フルーツ&ベジタブル コレクション
1989年に発表されたガラスの置物。
部屋のインテリアとして机や棚に飾るだけで素敵な空間になります。
バードシリーズ、ポムポムベース、フルーツ&ベジタブルを組み合わせて光に当てると凄くキレイです。
どの組み合わせにするか悩みますね。
また、普段使いのアイテムもあります。
Kastehelmi (カステヘルミ)
雫をモチーフにしています。
1964年~1988年まで製造され、時期によって模様や色合いが違います。
フルッタタンブラー&フルッタピッチャー
コロンとした見た目が可愛い。
1968年に導入され、ベリーやフルーツからヒントを得て誕生しました。
イッタラのガラス工場でマウスブローによって製造されています。
バーディマグ / フルッタマグ
他にもペンキがたくさん描かれている様なデザインや、中東を思い浮かべる様な柄、動物が浮かび上がるアフリカチックな物まであり、トイッカの想像力が果てしない事が分かります。
日常使いにちょうどいいですね。
展示会で出会ったオイバ・トイッカの作品
オイヴァ・トイッカ【シエッポ】
1番左【ロリポップ】1968年、手前左【ボンボン ユニークピース】、奥が【松の樹】、右手前【アートグラス ユニークピース】
光に浮かび上がる色彩がキレイです。
【知恵の樹】ユニークピース 2008年
今回紹介した他にも、手のひらでそっと包み込みたくなる様なガラスの卵から、ちょっと不思議なガラスのオブジェまで様々なデザインのガラスの作品を生み出しています。
シエッポやポムポムベースなどはお気に入りの配色を探すのも楽しいです。
マグカップなどは普段使いに出来るので取り入れやすく、トイッカの作品を身近に感じながら暮らせるかと思います。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。
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