こんにちは、ハウリンです。
金のシャチホコで有名な名古屋城は愛知県民、東海地方人にとっては身近な存在(多分)。
「尾張名古屋は城でもつ」という伊勢音頭に使われている言葉もあります。
そんな名古屋城のすぐ横に2018年に往時の姿を忠実に復元した本丸御殿が完成しました。
ずっと行きたいと思いつつ、いつでも行けるからいいや・・・と思っていた本丸御殿にようやく行ってきました。
それはもう絢爛豪華の一言でした。
いろんな飾りに目を奪われて部屋自体の写真が少ないのでご了承下さい。
どうでもいいですが、「なごやじょう」で変換すると「名古屋嬢」とやたら出ますね。
本丸御殿
尾張藩主の住居かつ藩の政庁として1615年(慶長20)に完成。御殿の内部は障壁画や飾金具などで絢爛豪華に飾られ、江戸時代の先端技術を注いだ近世城郭御殿の最高傑作とたたえられるほどでした。1930年には城郭では天守閣とともに国宝第一号に指定されたが、1945年に空襲により焼失。その後、第一級の史料をもとに復元工事が開始され、2018年に往時の姿を忠実に復元した優美な空間が完成した。
本丸御殿の復元にあたっては、主要な木材に木曽檜を使用していると共に、継手・仕口により木材を組み立てる伝統工法を採用しているそうです。
障壁画についても狩野派の絵師達が用いた技法や素材を分析し、復元模写により当初の色彩を再現とのことです。
400年前の壮大な空間が蘇っています。
私は東の駐車場から向かいました。
早速中へ入って行きます。
どんどん進んで行きます。
行ったのが初夏の頃だったのでツツジ咲いてます。
金のシャチホコが見えて来ました。
城内に入って行きます。
城マニアではないのでいろんな所スルーしているかもしれないです。
城内に入ってすぐ見えてきた本丸御殿。
忍者がいた!
いいタイミングに出くわしました。
一旦本丸御殿の横を通り名古屋城を拝みに。
ここまで来たなら名古屋城も見学するべきですが、ツレが全く名古屋城に興味がなく今回は外観を見るだけでした。
本丸御殿見学の人はこの広場にあるテントの下で注意点など聞いてから順番に見学に進みます。
ようやく本丸御殿へ!
本丸御殿の部屋割り。
早速キラキラが目に飛び込んできます。
玄関は正規の来客がまず通される建物で、床や違棚が備えられていたそう。
周囲の壁や襖には勇敢なトラが描かれ来客を驚かせていたとか。
写真を撮るのは下手くそです。
せっかくの豪華な部屋が上手く撮れてないのはご了承下さい(汗)。
カメラのフラッシュは禁止です。
そして、どうしても柱が邪魔と思ってしまいます。
表書院
1615年(慶長20)の創建時には、最大かつ最も格式の高い間として正式に藩主に謁見する際に用いられ、江戸時代には広間と呼ばれていた。上段之間は藩主の徳川義直が座る部屋で、正式の座敷飾りを揃えている。
こんな部屋に通されたら緊張しまくりですね。
梅之間
将軍をもてなす役割に任じられた尾張上級家臣の控えの間として使われた部屋。
他にも、、、
対面所や上洛殿、湯殿書院、黒木書院など豪華な部屋だらけでした。
将軍専用の浴室なんてのもあって、外にある釜で湯を沸かし湯気を内部に引き込むサウナ式蒸し風呂だったみたいです。
料理を作る部屋もありましたよ。
とにかく目を奪われたのが精巧で細かい飾りなど。
匠達の繊細な技巧が凄すぎです。
帳台構の金具
彫刻欄間
もう何がどうなってるのか分からないほどな技術です。
結局私の下手な写真よりこちら⇩を見てもらうのが早いですねw
名古屋城 本丸御殿
入館時間:9:00~16:00
入館料:無料(ただし、名古屋城観覧料が必要)
公共交通機関
地下鉄:名城線 「名古屋城」下車、7番出口から徒歩5分
名鉄 :瀬戸線 「東大手」下車、徒歩15分
市バス:栄13号系統(栄~安井町西)「名古屋城正門前」
なごや観光ルートバス「メーグル」
基幹2号系統「市役所」下車、徒歩5分
車の場合
【正門前駐車場】
普通車:30分ごと180円
自動二輪車・原付:30分ごと100円
(利用時間---8:45~21:30)
大型車:最初の1時間および以後30分内ごと600円(予約者優先で午後6時より翌日8時まで最大4,000円)
【二之丸東駐車場】
普通車:30分ごと180円(利用時間---8:30~22:30)
※正月などは利用条件が違うので名古屋城公式ウェブサイト確認要
あとがき
スーツケースなどは御殿内の無料ロッカーに預けないとダメだったり、襖、障子、金具類には触れてはダメ、もちろん飲食禁止などの観覧にあたってのお願いなどもあるので気を付けて見学したいですね。
しかし、実は見学しに行ったのは初夏のころだったのですが、その時期でも御殿内はなんだかひんやり・・・
当時の冬場の寒さがどんな感じだったのか?
考えるだけでブルッとします。
海外の方も大勢熱心に見学していてなんだか嬉しかったです。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。