車谷浩司と石田小吉による音楽ユニットだったSPIRAL LIFE(スパイラルライフ)。
デビューから解散まで3年ほどで、90年代を一気に駆け抜けていった。
当時とても新鮮な曲を届けてくれてオルタナに初めて触れさせてもらえた。
今聴いても色褪せないSPARAL LIFEを紹介します。
「GARDEN」
出だしがカッコ良すぎるこの曲は「GARDEN」
車谷浩司の声とギターは、今聴いても心揺さぶられます。
SPIRAL LIFEとは
元「BAKU」の車谷浩司と石田小吉による音楽ユニット。
1993年のデビュー時、バンドサウンドとエレクトロニックが1990年代の音楽にかなり影響を与えていった。
初めて聴いた時は新鮮で今までにない楽曲に、うおぉ!となりました。
今改めて聴くと1stアルバムの「LIFE IS SPIRAL」とかは、このやろう!という位若い勢いと可愛いらしい感じがします。
活動期間は3年位しかなくアルバムも3枚しか出てません。
「GARDEN」から始まる3rdアルバムを聴くと3年間でこんなに変わるものなのかとビックリします。
1990年代前半をあっ!と言う間に駆け抜けたSPIRAL LIFE。
グランジ感も増しオルタナサウンドになって行きました。
BIOGRAPHY
1992年、車谷と石田が共通の友人を介して知り合う。
1993年、ポリスターレコードから1stアルバム「Further Along」、シングル「Another Day,Another Night」でデビュー。
1994年、2ndアルバムでバンドサウンド、歌詞に深みが増し90年代を象徴とするサウンドとなる。
1995年、ラストアルバム発表までに7枚のシングル、3枚のアルバム発表。
1996年、3月23日の横浜アリーナでのライブを最後に活動休止。
この頃にはかなりブレイク寸前と言われる位人気があったのですが、次第に2人の音楽性が違う方向へ向いていった様でバンドは終わりを迎えました。
車谷浩司は「AIR」でソロ活動へ、石田小吉は「Scudelia Electro」 を結成していきます。
「Maybe true」
DISCOGRAPHY
シングル
1993年 「Another Day,Another Night」
「Game overー魅惑のモンキーマジック」
1994年 「20th Century Flightー光の彼方にー」
「(Don't Tell Me Now) Please Please Mr,Sky」
「DREAM ALL DAY/DUB WHITE」
1995年 「MAYBE TRUE」
「GARDEN」
アルバム
1993年 「Further Along」
1994年 「Spiral move TELEGENIC 2」
1995年 「FLOURISH」
ミニアルバム
1994年 「FREAKS OF GO GO SPECTATORS」
あとがき
当時、渋谷系と言われるのを本人たちは嫌がっていた様です。
あらためて作品が世の中にこれだけしか出ていなかった事にビックリしました。
他にも好きな曲だらけですが、1994年に出たミニルバム「FREAKS OF GO GO SPECTATORS」に収録されている「Why don't you come with me?」はタワーレコードCMソングになっていて、今聴いても色褪せる事なくPVもカッコいいです。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
いつもありがとうございます。