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【バグダット・カフェ】は懐かしく黄昏れた色彩の映像と主題歌が魅力の心に響く映画


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 久しぶりに見返してみて、やっぱり良い映画だなと思ったので紹介します。

1987年製作、西ドイツ映画の

BAGDAD CAFE(バグダット・カフェ)

 

シュガー・ベイビー(1984年)がイブの映画ファンの間で話題になっていた名コンビの、パーシー・アドロン監督と女優のマリアンネ・ゼーゲブレヒトが組んで世界中の観客を虜にした映画です。

 

たそがれた色彩、懐かしいムードと主題歌が魅力のこの映画。

ラスヴェガス近郊の砂漠にたたずむ寂れたモーテルBAGDAD CAFEが舞台。

映像の美しさにただただ惹かれます。

 

 

ルート66モーテルの看板

Cast

ドイツ人観光客ジャスミン➡太めの女性とハンサムな地下鉄運転手の愛の物語をつづった「シュガー・ベイビー」に出ていたマリアンネ・ゼーゲブレヒト

 

画家のルーディ➡数々の西部劇や戦争映画で強面を印象付けてきたジャック・バランス

 

カフェの女主人ブレンダ➡ギアナ出身でイギリス、アメリカで演技を学んだ個派女優でドラマ「ER」にも出ているCCH・バウンダー

 

撮影は1987年3〜4月にカリフォルニアで行われた。

 

※ネタバレになる所もあるので嫌な方は見ないか目を細めて見て下さい!

Story

何もない荒野でケンカする2人。

男に愛想がついたのか、女は大きな荷物を引きずりながら歩いてその場を去っていく。

 

アメリカのモハーヴェ砂漠の中に突如としてあるカフェ&モーテルに迷い込むドイツ人観光客のジャスミン

口うるさい女主人ブレンダは、働かない夫を怒鳴り散らし追っ払っている所だった。

頼りない旦那

物静かな店員

ピアノを弾く青年

謎の常連の客(画家のルーディ)

自由奔放な娘

物語が始まって行きます。

ルート66の風景

上手くいかない日常が続いている中、

新しい風が入り変化していく日々。

ジャスミンの事を最初不振に思うブレンダ。

暇な時間を持て余し、ジャスミンは店の手伝いをしたりしてブレンダの警戒心を解いていく。

人々の交流。

そびえたつ給水塔。

 

店は次第に大賑わいとなるが、

そんなある日保安官が訪れ、ビザの期限切れと労働許可証の不所持を正されドイツへ帰る事に。

ジャスミンがいなくなったバグダット・カフェは人が寄り付かなくなり

また静かな日々が流れていくが・・・ 

 

主題歌Calling You

そして重要な主題歌の Calling You

とにかく印象的で耳に残るジェベッタ・スティールが歌うこの曲。

世界中のアーティストが競ってカバーしてます。

www.youtube.com

歩みを進める彼女と共に中流れ出す名曲 Calling You

「あなたを呼ぶ私の声、聞こえるでしょ?」

とても印象的なシーンです。

 

Calling Youはホリー・コールやいろんな人がカバーしてます。

 

モハベ砂漠のオアシス。

ブレンダとジャスミンの友情が真のものとなるこの映画。

お勧めです。

 

 

 

 

ところで、旅行者小切手という言葉出てくるのですが・・・

旅行者小切手とは?

★トラベラーズチェック(海外旅行者向け小切手)の事。

★渡航前に所要金額分を購入しておき、行先国で額面の現金として支払う。

★購入者は2つある署名欄の片方にサインしておき、使う場所(ホテルetc)で担当者の目の前で副署することで照合するか確認する仕組み。

★現在、日本国内での販売は終了している。

 

淡々とストーリーが流れていくのでアクション系とか好きな人には退屈かもしれません(^^;)

それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

いつもありがとうございます。