ハウリンの雑念だらけで生きている

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縁起が良いという千両・万両は知ってたけど一両・十両・百両・億両もあったとは


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センリョウとマンリョウ

こんにちは、ハウリンです。

毎年我が家の冬場の寂しい庭にイロドリを添えてくれるセンリョウとマンリョウ。

正月の縁起物の植物として知られています。

ずっとセンリョウとマンリョウという植物があるだけかと思っていましたが、

先日テレビで紹介していて、イチリョウもジュウリョウもヒャクリョウもある事を知ってビックリ。

オマケに今回いろいろ見ていたらオクリョウまである。

それぞれ何がどう違うのか気になり調べてみました。

 

 

それぞれ何の植物かというと、

一両(アリドオシ)、十両(ヤブコオジ)、百両(カラタチバナ)、千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)、億両(ツルシキミ)。

どう違うのか気になります。

 

一両(蟻通し)

アカネ科アリドオシ属の常緑低木。

高さは20~60㎝。

なかなか見かけない植物だと思います。

かなり長い棘があるのが特徴で、アリでも刺し貫く、またはアリの様に小さい虫でないと通り抜けられないというところから「アリドオシ」と呼ばれるようになった。

green-piece.com

 

十両(ヤブコオジ)

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。

高さは10~30㎝。

実は秋に赤色に熟し、中に1個の大型の種子が入る。

マンリョウに似ているが高さが低い常緑小低木なので区別がつく。

日陰や寒さにも強いので観葉植物としても利用されている。

ヤブコウジ(十両)

 

百両(カラタチバナ)

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。

高さは20~100㎝。

葉は常緑で冬に赤い実をつける。

江戸時代の寛政年間に葉に斑が入った変わり物の栽培が大流行し、百両単位の値で取引された事による。

マンリョウより葉や実は大きい。

カラタチバナ(百両)

 

千両(センリョウ)

センリョウ科センリョウ属の常緑小低木。

高さは50~150㎝。

花期は6月から7月。

実は晩秋から冬。

赤い実に小判の様な葉っぱが特徴で千両と呼ばれる様になった。

花言葉は「利益」「裕福」。

センリョウ

センリョウ

 

キミノセンリョウ

 

万両(マンリョウ)

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。

十両に似ているが高さが1メートルほどなので区別ができる。

開花は夏で花は白色。

実は小枝の先に散形花序ななす。

マンリョウ

 

億両(ツルシキミ)

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木。

高さは30~100㎝。

花期は5月から6月。

果期は10月から翌年の5月で赤い実をつける。

全草および果実はアルカロイドを含んでいるので猛毒。

ツルシキミ(億両)

ツルシキミ:東北森林管理局


あとがき
今回調べてみて、全部赤い実をつける事がわかりました。

赤い実をつける植物が冨と繁栄を連想させるから縁起がいいという説があるみたいです。

また、常緑樹というのも大きい様です。

南天も縁起がいい植物。

今回紹介した植物以外にも赤い実をつけるものは良さそうですね。

 

それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

いつもありがとうございます。