初夏の頃、以前から行きたくてしょうがなかった美術館に行ってきました。
滋賀県、琵琶湖の畔にあるその美術館は、「佐川美術館」
「佐川美術館」は水と光と建物のコントラストが非常に美しい美術館で、
水庭に浮かぶように佇む建物は、和の印象を重視した切妻造の2棟の平屋で、それ自体がアート。
国内最高峰の美術品が揃っていています。
美術館に行く前に「ラ・コリーナ」に寄ったのですが、
そこも素晴らしかったので良かったらお読み下さい⇩。
佐川美術館とは
・1998年に、佐川急便創立40周年を記念して開館。
・美術館の敷地の大半が水庭(人工池)になっていて、水に浮かぶように見える2棟の切妻屋根の展示館のデザインが高く評価されている。
・所蔵作品は、日本画家の平山郁夫と彫刻家佐藤忠良の作品が中心となっている。
・2007年、十五代樂吉左衛門の陶芸作品を展示する「樂吉左衛門館」を敷地内に併設。
・国宝の「梵鐘」がある。
「ラ・コリーナ」から、
燦々と降り注ぐ日差しの中、
景色を楽しみながら琵琶湖沿いの道をどんどん進んで行くと
現れました「佐川美術館」!
車で向かう場合は名神京都東IC、名神瀬田西ICから30~40分ほど。
名神栗東ICからは30分位です。
駐車場が併設されているので車を止め入館ゲートに向かいます。
駐車場は70台止めれて、無料です。
ゲートを通り抜けるとすぐ水面の眩しさと
水庭に浮かんでいるかの様な建物が飛び込んできます。
柱が並んでいる所を通って入り口に向かって行きます。
とてもシンプルな外観です。
光と水面と白い建物がとても印象的。
この長い通路の先に入り口があるのですが、進むにつれワクワクしてきます。
水庭の作品と周りの緑が爽やか。
さあ、入り口につきました!
所蔵作品をじっくり見ていきます。
重鎮の作品から、「ムーミン」や「デザインあ展」などなど若い人も楽しめる企画展もやっているのでHPは要チェックです!
作品を堪能した後は、ミュージアムカフェで青空と水庭を眺めながら一服します。
パスタと「びわこソーダ」
パスタに添えられたイロトリドリなサラダと、「びわこソーダ」の爽やかなブルーに癒やされました。
館内のいたる所から美しい水庭が見れます。
カフェから出て先へ進んでいくと何やら下へ降りる階段が。
エレベーターでも降りれますがここは階段で。
水の下に入って行く感覚です。
降りた先は暗闇が広がる世界ですが、スポットライトが当たってステージの様な場所が。
2007年に施設内に新設された「樂吉左衛門館」がここです。
水庭の下になります。
この奥には樂吉左衛門の展示作品が紹介されてます。
館内は非常に薄暗く設定されてますが、作品にはスポットライト当たっており、
ガラスの天窓から差し込む光と水面の揺らめきを感じながら
ゆっくり座って過ごせるスペースもありました。
落ち着けるので時間を忘れて過ごしてしまいそうです。
いろんな作品や建物の中からの外の景色などを見て外へ。
行きに通った通路を戻ります。
奥に見えるのは建物と建物を渡す通路。
これらの景観が評価され「グッドデザイン」賞や日本建築学会賞2000年作品選奨などに選ばれています。
外に出るゲートを通れば駐車場です。
佐川美術館の場所は
住所・・・〒524-0102
滋賀県守山市水俣町北川2891
TEL・・077-585-7800
開館時間・・・9:30~17:00(最終入館は16:30)
休館日・・・毎週月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)、年末年始
(展示替えのため臨時休館する場合あり)
入館料・・・一般1,000円、高校生600円、中学生以下無料(※ただし保護者の同伴が必要)、障碍者手帳をお持ちの方と付添者(1名のみ)無料
鉄道・バスで向かう場合
JR堅田駅(湖西線)から約15分。
JR守山駅(琵琶湖線)から約35分。
新型コロナの為私は見る事が出来なかったのですが、
2つの茶室があり、水庭の下の「盤陀庵」と地上の間の「俯仰軒」があります。
対照的な2つの茶室も「佐川美術館」に行った際には是非見て欲しいです。
私はまたリベンジで行って来ます!
茶室見学は事前予約が必要ですよ!
それから、所蔵品や企画展を見てるだけでかなり時間使ってしまうので、
美術館に行く時は時間に余裕を持って行く事をお勧めします。
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。