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国際芸術祭あいち2022 一宮市でアートと触れ合う


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国際芸術祭あいち2022 一宮会場のアート作品紹介アイキャッチ画像

こんにちは、ハウリンです。

先日、奈良美智さんの作品が見たくて愛知県一宮市に行ってきたのですが、

奈良さん以外にも沢山素晴らしい作品がありました。

展示会場が看護学校やスケート場だったりと普段展示場に使わなさそうな場所が使用されていました。

看護学校が使われているだけあって作品の内容がちょっと怖い感じだったり・・・でしたが、一宮駅周辺をいろいろ探索できたりしたので、こういう企画は楽しいですね。

全部の写真撮ってないので半分位ですが紹介します。

www.haurin-zatunenlife.com

 

 

国際芸術祭あいち2022

・テーマはSTILL ALIVE・・・今を生き抜くアートのちから

・主な開場は、愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)

国内外の82組のアーティスト及びグループの新作展示し、最先端の現代美術を紹介

・パフォーマンスやラーニング・プログラムもある

 

一宮会場では、「真清田神社」に由来する土地であることから、「一宮駅エリア」では、オリナス一宮一宮市役所つむぎロード旧一宮市立中央看護学校旧一宮スケート場大宮公園豊島記念資料館で、祈り、病、生と死、ケア、メンタルヘルスなどにちなんだ作品が、

「尾西エリア」では、のこぎり屋根の工場や県内唯一の丹下健三建築「墨会館」、国島株式会社で、繊維業の歴史に触れる作品が観られる。

 

最初にオリナス一宮奈良美智の作品を見てから、一宮市役所に行きました。

オリナスから市役所はすぐの所なんですが、その途中にある公衆トイレの壁面に作品があります。

公衆トイレ壁面&大宮公園

Barry MCGEE【無題(つむぎロード)】2022

人の目を惹く幾何学模様、独創的なタイポグラフィと完璧な筆致で描かれた抽象的な顔の作品。

一宮市のBarry MCGEEの作品

Barry MCGEE大宮公園中央の小さな倉庫にも作品がありました。

一宮市のBarry MCGEEの作品
一宮市のBarry MCGEEの作品

 

一宮市役所

眞田 岳彦【あいちNAUプロジェクト(白維)】2022

県内の様々な繊維の歴史について学んだ300人近い参加者が、羊毛を繰り返しより合わせ、眞田が樹木のような太い綱へと作り上げた。

国際芸術祭あいち2022の眞田 岳彦の作品
国際芸術祭あいち2022の眞田 岳彦の作品

 

一宮市役所から真清田神社の方に行くと、旧看護学校、旧スケート場があります。

 

旧一宮市立中央看護学校

旧というだけあってけしてキレイではない建物の中に作品が溢れています。

 

近藤 亜樹【ともだちになるためにぼくらはここにいるんだよ】2022

豊かな色彩と大きなストロークの躍動感ある作品が特徴

国際芸術祭あいち2022の近藤亜樹の作品


Kaylene Whiskey【ハッピー・プレイス】2022 【ストロング・クンガ】2019

この地で生きる喜び、女性同士の友情、無限の愛を陽気なリズムに乗せて発信している

国際芸術祭あいち2022のKaylene Whiskeyの作品

同じ部屋で流れてた映像作品がかなりインパクトがあり面白かったです(撮り忘れました)。

何人かで砂漠に繰り出しパーティーを繰り広げ、ウーピー・ゴールドバーグやドリー・パートンに分したりしてます。

 

西瓜姉妹(ウォーターメロンシスターズ)

【ウォーターメロンアバター】2020 【Watermelon Love】2017

空間全体を使ったインスタレーションや彼女/彼らの3Dアバターを模したフィギュア、LGBTQをテーマにした作品などウォーターメロンシスターズが「お互いに抱きしめ合うの」と、人間界を激励する内容になっている。

国際芸術祭あいち2022の西瓜姉妹(ウォーターメロンシスターズ)の作品

 

国際芸術祭あいち2022の西瓜姉妹(ウォーターメロンシスターズ)の作品

来場者の影がスクリーンに映し出されると骨となって映るなんて面白いものもありました。

 

塩田 千春【標本室】2022

解剖学標本室だった部屋のガラスケースに残された標本と共に、ガラスや糸、針金を使った作品が展示されている。

国際芸術祭あいち2022の塩田 千春の作品

2017年に再発した卵巣癌の為に抗がん剤治療を受け、死に直面した極限状態の感情やエネルギーから多くの作品が生まれたが、これら「Cell(細胞)」シリーズもそのひとつとの事です。

 

Nyakallo Maleke【一日中頭の中にある場所 】2022

1列に連なる3つの部屋に、あたかも3つの部屋を貫通する物干しロープの様にわいやーが張られ、それを支えにした言葉、ドローイング、ファウンドオブジェクトなどで空間が構成されている。

国際芸術祭あいち2022のNyakallo Malekeの作品
国際芸術祭あいち2022のNyakallo Malekeの作品
国際芸術祭あいち2022のNyakallo Malekeの作品
国際芸術祭あいち2022のNyakallo Malekeの作品

薄い紙やプラスティックに刺繍やパステル、木炭などで抽象的な図柄を描いてあります。

 

旧一宮市スケート場

Anne Imhof【道化師 】2022

鑑賞時間の限定されるパフォーマンスを記録し、それを再編集した映像作品を展示している。

57年にわたって多くの人が滑走した空間に、イメージと音が占領しており、2つの大型スクリーンとラインアレイスピーカーがインスタレーション全体の彫刻的要素として極めて重要な役割を果たしている。

国際芸術祭あいち2022のAnne Imhofの作品

国際芸術祭あいち2022のAnne Imhofの作品

床に貼ってあるゴムの匂いと爆音ではないが会場を包み込む音楽と薄暗い視覚。

ズーンと低い音が鳴っています。

海外のサスペンスやミステリー映画に出てくる犯人の部屋的雰囲気がします。

 

豊島記念資料館

遠藤 薫【羊と眠る】2021-2022 

1Fには自ら羊を解体し、皮をなめし、羊毛を織って羊を巡る叙事詩的な作品を、2Fには自分で織った羊毛の落下傘を吊してある。

また、落下傘や羊毛等を宙に浮かべ星空を描き出そうとしている。

国際芸術祭あいち2022の遠藤 薫の作品

一宮は古くから繊維業が盛んで、とりわけ羊毛による毛織物が国内最大の生産を誇っているそうです。

 

aichitriennale.jp

 

あとがき

一宮会場だけでもかなり見応えありました。

ですが、他の会場もやはり見たかった。

来年は体調を整えて全会場見にいけれたらと思います。

また、抗がん剤治療は私も受けていたので塩田千春さんの感情は何となく分かる気がします。

いろんな感情から作り出される作品はとても面白しろかったです。

それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

いつもありがとうございます。